心の金持ちになりたい、幸せな日々を送りたい、だから

日々の生活の中で心の金持ちになる為の心の在り方を考えています

安岡正篤に学ぶ 2 自分が生まれ変わるには

感謝する姿

感激する気持ちを持つ

人間の進歩というものは、(中略)
感動から始まる。

偉大な発明発見でも、
あるいは悟りでもそうです。

みんな感動がないといけない。

出典元

イースト・プレス刊
安岡正篤 運命を思いどおりに変える言葉
より 

感激する気持ちを持つ

安岡正篤師」のご著書
「照心語録」の一文で
「人間の性命
(持って生まれた性質や運命)は

慣性的且つ慢性的になると、
ダレて衝撃を与えないと
躍動しなくなる。」と説かれています。

 

 

安岡正篤師」は人間が更に
自らを向上させるために、
細やかな成功であっても
「感動する」感情や、
周りにとても良いことが起こった時に
湧き上がる「感激する気持ち」等の
大いなる喜びが伴った気持ちが
求められると言われております。

そして、
人類が生きていく社会の中で、
多くの発見と発明がありました。

もっとも偉大な発見や発明は
普段の生活の一部に
埋もれていました。

例えばニュートン
「引力の法則」を発見したのは、
木に成っていたリンゴが
地面の落ちたのを見て、
何故落ちるのかを考えた結果でした。

不満や疑問が
進歩を生み出す

 


何でもない事のように思われる事象を
やり過ごすことなく、
何故そのようなことが起きるのだろうと
疑問を持って解明しようと始めたことで
ニュートン「引力の法則」
導き出しました。

 

 

この事例は一人の天才が
成し遂げたことです。

日々発見

私たちでも、普段の生活の中で、
ちょっとしたことを見逃さず、
「何故なんだろう?」
と視点を変えることで
それまでの習慣化されたことが
改善される可能性があります。

チョット視点を変えて
無意識に行っていた習慣を見直すと
日々の出来事に新たな発見を
見出すこともあります。

習慣化されたことが改善され、
周りの人に役立つことを
成し遂げた時に得られる感動は、
自らの成功体験に繋がり、
更に向上しようとする気持ちが
起きてきます。

私たちの生活や社会構築は、
そのような疑問や不満から
どうしたら改善できるか
考えた先人たちの
不断の努力と諦めない気持ちから、
発展してきました。

一人の天才がや界に大きな影響を
与えたことは事実ですが、
人類の歴史の中では微々たるものです。

それよりも、凡人である私たちが、
「必ず出来る」という気持ちを持ち続け、
諦めなかったことの方が
はるかに多いのです。

最初は細やかな事から

 

 

最初から大きなことを目指さず、
細やかな小さいことから、
成功体験を積み上げ、
達成した喜びを心に刻み、
更なる向上を目指せば、
自分一人の感動が、
多くの人の喜びに繋がっていきます。

目標としたことが
出来て当たり前と思わず、
達成できたのは
自分一人の力ではなく、
周りの協力、
応援があってこそ完遂したのです。

最初は出来て当たり前の事でも、
達成した時は素直に喜び、
次に進むときは少し上を目指し
紆余曲折を乗り越え
目標に達成した時に
「感激、感動、感謝」が湧き上がり、
人としての人格が磨き上げられるのです。

人生を感謝感激感動で

 

 

人生は、「感激、感動、感謝」
繰り返していくことで
美しく明るい道を
歩き続けることが出来ます。

文明に影響を与えた天才、
文化に貢献した秀才、
人のために役立った凡才たちは、
弛まぬ気持ちで、
目標達成に邁進し、
「感激、感動、感謝」の中で
やり抜いたのです。

私たちも、
ちょっと頑張って継続すれば、
彼の人たちの様な
「感動、感激」
味わうことが出来るのです。

自分を信じて、
目標に向けてやり抜きましょう!

今頑張っている人たちを
応援いたします。

 

思考家 明徳義道 記す