心の金持ちになりたい、幸せな日々を送りたい、だから

日々の生活の中で心の金持ちになる為の心の在り方を考えています

人生の半分は辛抱、禍福は糾える縄の如し

手でつかむ

喜びを手にする

成長と共に味わう「苦」

人として生まれて、
幼稚園や保育園に通い、
やがて小学校から中学校、
高校と成長と共に
協調性や社会との関り合いを学ぶ関り合い、
自分のやりたいことが出来た幼児期とは
違うことを覚えていきます。

 

それに伴い、我慢も覚えていきます。

 

成長するにつれ、
我慢することの苦しさも何時しか知り、
苦痛を感じストレスとして
心の内側に溜め込まれていきます。

 

育ち方で変わる

 

幼少期から親のしつけで
我慢することを覚えていると
苦に感じることも、
自分を鍛える試練と捉え、
何とかこれを乗り越えようと
努力する人がいます。

 

その逆に、
甘やかすばかりの親に育てられた子は、
「我慢=苦」に耐えられず、
その苦しみから逃れようと
逃げることを覚えます。

 

しかし、
いくら逃げを打つことばかりしていても、
苦というものはあらゆる形に変えて、
自身を追い詰めていくものです。

 

苦から逃げる人も、立ち向かう人も
人間社会に存在している以上誰でも
形こそ違うとはいえ、
その苦から逃れることは出来ません。

 

人生は四苦八苦

ですが、
苦から一時的に出会っても
解放されることがあります。

 

それは、
嬉しさを感じること、
幸せを実感できた時、
人はそれまでの苦労を
忘れ去ることが出来ます。

 

幸福感というものは、
苦しみを一瞬で消しさることが
出来るのです。

 

そして、
一度でも味わった幸福感を求め、
苦に対して「なにくそ!」と
強い意志で前向きに対峙し
必至に生きる人だけが、
幸せを満喫できるのです。

 

立ち向かう意思も持たず、
「どうせ自分なんか」と
弱気な気持ちを持ち続けていると
やがて他人をひがみ
恨むようになる場合があります。

 

さほど強くない艱難辛苦ですら、
他人から迷惑を掛けられていると
思い込むようになると苦しみが
一層倍増されます。

 

やがて、
自分の周りの人、
誰も信用できなくなり、
孤立してしまうこともあります。

 

 

苦労を楽しむ

 

そうならない為にも、
今置かれている状況に我慢しながら、
負けない心でくらいついていくと、
何時の間にか自分が
苦しみから解放されていきます。

 

苦しみに打ち勝った人の周りには、
何時しか人が集まり、
自分が先頭に立って
風を巻き起こすことも可能になります。

 

その立場に立つと苦を感じなくなり、
更なる前進に気持ちが動き、
活動することが楽しくなります。

 

旭化成の会長を務めた
「宮崎輝」
「苦労を楽しめ」
という言葉を残しました。

 

「石の上にも三年」

辛抱の先には深い喜びが待っているのです。

 

思考家 明徳義道 記す

 

 

お勧めの書籍