心の金持ちになりたい、幸せな日々を送りたい、だから

日々の生活の中で心の金持ちになる為の心の在り方を考えています

長所を伸ばせば短所は自然と見えなくなる

努力が人を成長させる

 

 

人間は会社には入っていろいろな部門を歩くわけですが、
その人特有の長所を生かせるような配置をしてあげたら、
かなりの力を発揮できる人間が育つし、
それがその人の幸せにも繋がると思うんです。

会社ではどうしても部下の短所ばかり改善しようとするけれども、
長所が伸びれば短所は自然と見えなくなる。

出典元
月間致知 2017年5月号 P.102
「何かに向かって努力する時、
人は育つ」
梅島 みよ氏の言葉

 

この言葉から教わること

 

 

会社勤めをしていると判ることですが、
現実的な事を言えば、適材適所に人材を
配置することは余りないのではと思います。

 

特にブラックうんぬんと呼ばれている
会社は、その人の長所、短所を
見る事が無いようです。

 

 

しかし、
そのような状況下においても
社員のあら捜しが通常行われている
会社と常に前向きな言動で元気を
与えてくれる会社では
長所を伸ばすことにおいて
雲泥の差が出ています。

 

社内で同僚や部下上司を悪く言う会社は、
その場の空気も悪く、
精神的にも良い環境とは言えません。

 

当然、中にいる人も目つきや
表情も悪く、疑心暗鬼の塊と
化しているものです。

 

悪いことに、常にいびる相手を
探しをしていることもあり、
社内の雰囲気は最悪と言えるでしょう。

 

その逆の環境の場合は、
出社した時朝一番から、
社内の雰囲気は明るく、
やる気が充満しているものです。

 

この様な職場にいると、
定時に帰る気持ちより、
もっと仕事がしたくなるものです。

 

この事から、人は置かれた状況次第で
どのようにでも変わる

 

長所短所は環境で変わる

 

 

「長所、短所」は性格によるもの
ではありますが、
先天的や後天的、好き嫌い、
直感で合う合わないなど
複合的な要素で決められるものかと思います

 

成長や生育環境、体験から得る経験や知識
好きなもの苦手な事が
加味されてより明確化されるものです。

 

しかし、厄介なことは
「長所、短所」は自分で
判っていることより
他人から見た判断が
的確な場合が多いことです。

 

特に新社会人が就職活動を
していると必ず、自分の
「長所、短所」を聞かれる事が
あります。

 

面接官の質問に対して的確に
答えているつもりでしょうが、
時に「こうなりたい自分」
口頭で伝えていることがあります。

 

ベテランの面接官はこのような
回答を聞いた時、その人を
採用するか否かを
見通していることもあります。

 

そして面接による評価において
マイナスポイントとなります。

 

それを避けたいと思われる方は
親しい友人や身内に教えて
貰った方が良いでしょうね。

 

それほど、「長所、短所」
客観的に自分で判断するのは
難しいことなんですね。

社会と触れ合う事で長所・短所は変わる

 

 

この世界を構成している現実の
あらゆるものには、
表と裏が存在していると
考えられています。

 

そう考えると「長所と短所」
互いの表裏と捉えることも出来ます。

 

しかし、そうでない場合も
あり得るかもしれません。

 

「長所」「短所」が夫々
独立していることも
あり得るということです。

 

人は単純に物事を捉えがちではありますが、
少し視野を広げて表裏一体でありながら、
単体で独立していると考えた方が、
自分を縛り付けなくてよいかもしれません。

 

また、「長所」を伸ばしたいと
思っていても、マイナスイメージが強すぎて、
自分自身や置かれている環境を
悪く捉えていると伸ばしたい
「長所」より「短所」に意識が向いて、
いつまでたっても「長所」
伸ばすことが出来ない方も
見受ける事があります。

 

一人では無理なことも、
周りの人間関係や環境で「短所」
変えることは可能です。

 

その為には、まず、自分の事より、
「人の為に」動くこと。

 

「自分が、自分が」という人に
周りは気を使ってくれても
適当に流され、協力的ではありません。

 

それよりも、自分をさて置いても、
人の為に動く人に対して、
他人も何とかしようって気持ちが
動くものです。

 

だからといって、他人を利用しようと
考えてはいけません。

 

あくまでも、「忘己利他」の精神で
動き続けることが大事です。

 

日々、そのように活動を続けていると、
いつの間にか「短所」を気にすることを忘れ、
知らないうちに「長所」
伸びているものです。

 

確かに、不特定多数の人の中には、
あなたの気遣いを
利用しようとする輩はいるでしょう。

 

もし、そのことが分かったとしても、
あからさまに態度を変える必要はありません。

 

少しづつ距離をおいていき、
そのような人から離れることです。

 

意識的に、自分や周りに悪影響を
及ぼすような存在とは離れることです。

 

それが不可能であるなら、
意識的に距離をおきましょう。

 

「長所」を伸ばす機会を損なう存在は
プラスにならないからです。

 

「長所」が伸びていくと自然と
「短所」が気にならなくなります。

 

また、「短所」「短所」
なくなることもあります。

 

常に明るく、感謝の気持ちを言葉に
表す習慣を持ち、「天使言葉」
口にし続けることで、周りもあなたも
ストレスの少ない環境になっていくのです。

 

「長所」を伸ばしたいなら、
前向きな気持ちを持ち続けることが大事なのです。

 

思考家 明徳義道 記す